令和6年9月25日(水)~26日(木)に、仙台森林管理署指導の下、「令和6年度海岸防災林再生活動」を実施しました。参加者は、NJ素流協組合員、同青年部会員、役職員等の参加で、2日間で総勢43名が集まりました。
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この9月は、全国的な猛暑から台風14・15号の影響で、線状降水帯が発生し各地で局地的な大雨警戒アラートが発表されるなど、開催が危ぶまれていましたが、作業当日は何とか作業出来る程度の天候になりました。活動に当たり、鈴木理事長から再生活動の経緯と継続の重要性について触れられ、次いで、「熱中症にならないよう十分に水分補給しましょう」と挨拶があり、作業が開始されました。
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作業は、2日間とも 1.刈払いチーム、2.鋸チーム、3.チェンソーチームの3つのチームに分かれ、それぞれの作業に取りかかりました。
1. 刈払いチームは、土手(法面)、林内の刈払い、ヤマザクラ植栽のための穴掘りを担当しました。
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2. 鋸チームは、枝元15cmほど残して枝落し作業を担当しました。すると「ちょっと待った~」の大声‼なんとそこに、直径40㎝ほどのスズメバチの巣を発見。たちまちそこはデンジャラス・ゾーンに‼ 黄色テープを張り、立ち入り禁止に。一安心して場所を移動して作業再開。
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3. チェンソーチームは、鋸チームが伐った枝を1mサイズに伐り、林内に敷き詰めながら、枝落し作業を担当しました。
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作業の甲斐あって、植栽木もスッキリし、林内も明るくなり、暑い中にも、作業の達成感が感じられました。
「刈払い」、「枝落し」作業終了後、参加者全員でヤマザクラを植栽しました。
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何より、参加者全員ケガもなく、安全に作業を終えることができました。
最後に、今回の再生活動に参加された組合員、NJ素流協青年部会のみなさん、ヤマザクラの苗木をご提供頂いた有限会社早稲谷・菅原苗木店様にこの場を借りてあらためて感謝申しあげます。
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こちらもご覧ください 海岸防災林「ノースジャパン100年復興の森」の再生活動に至る経緯
令和6年10月1日